月下美人

詩や小説を書いています。

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第2話 「ゼウスを追え!」 #6

マリーの異変に気付いたミツキが声をかける。

ミツキ 「マリー?大丈夫か?」

そう言いながらマリーの腕に手を添える。エリーゼも心配そうにマリーを見つめる。

(ピルルル…)シオンの携帯が鳴る。課長からの連絡だ。

シオン 「はい。」

課長 「街の聞き込みはもういいわ。カケルが森の方へ行くのを見たって情報が入ったの。あなたたちも向かってちょうだい。」

シオン 「ああ、わかった。すぐに向かう。」

電話を切る。

シオン 「今から森に向かうぞ。森の方へ行くところが目撃されたってよ!」

ミツキ 「待ってくれ!マリーの様子がおかしい。」

シオン 「なんだ?どうした、マリー。」

マリー 「誰かが闇にのまれていくのが見える…恐いわ。」

ミツキ 「…これって…」

エリーゼ 「ええ。これから誰かの身に何かが起こるってことだわ。一体何が…」

シオン 「おい!マリー!!誰だ!誰がのまれんだよ!!」

マリーの腕を掴み体を揺する。

ミツキ 「シオン!」

ミツキはマリーの腕からシオンの手を引きはがす。

マリー 「わからない…でもきっと身近な人。」

シオン 「くそっ!おい!森に行くぞ!」

マリー 「待って…言っちゃダメ。行かない方がいい気がする…」

マリーはシオンの袖を掴む。しかし、シオンはその手を振りほどく。

シオン 「うるせぇ!森には1班も3班もいるんだぞ!そいつらに何かあるのかも知れねぇだろ。俺たちだけ安全地帯に居ろってのか!?いくぞ!」

ミツキ 「待て、シオン!この事を課長に連絡しよう。」

シオン 「んなことしてる場合か!来ねぇならそこに居ろ!俺はひとりで行く!!」

そういうとひとり走り出す。慌てて後を追いかけるミツキ。

ミツキ 「シオン!ひとりは危険だ!待ってくれ!!」

エリーゼ 「ホント、自分勝手何だから…。」

そうつぶやきシオンたちの後を追う。マリーも不安そうな表情で追いかける。

シオン 《くそっ!オリーブ無事でいてくれよ…》
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