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月下美人

詩や小説を書いています。

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第8話 「悲傷」 #3

協会の医務室。夜勤の医療班が数人控えている。

ミライ 「何か飲み物買ってくるけど欲しい人いる?」

女 「あっ、コーヒーお願い!」

男 「俺も!」

ミライ 「オッケー!」

ミライが外へ出ようと扉に手を伸ばした時、勢いよく扉が開いた。

ミライ 「わぁっ!!」

扉の前には血だらけのシオンを背負ったオリーブが立っていた。

ミライ 「オ、オリーブ!?どうしたの?それって…シオン?」

オリーブ 「ミライさん、お願い!シオンを助けて!!」

ミライ 「シオンどこにいたの?こんな時間に何処へ行ってたの?」

オリーブ 「それは後で話す。だから早く!お願い!!」

ミライ 「…わかったわ!みんな手術の準備よ!急いで!!」

慌ただしく動き出す医療班たち。オリーブはその様子を息を切らしながら見つめている。そこへミライがタオルと水を持ってくる。

ミライ 「オリーブ、これ使って体を拭くといいわ…。それと水よ、飲んで。大変だったみたいね。私はこれから手術をするけど、オリーブはそこのソファで少し眠った方がいいわ」

オリーブ 「ううん…平気。待ってる…」

ミライ 「…そう、わかったわ。でも疲れたらこれ使って…」

ミライはそう言ってクッションをオリーブの隣に置いて手術室に入って行く。それからしばらくしてレオンがサヤカとジュリアをつれて医務室に入ってくる。

レオン 「オリーブ…どうだ、シオンは」

オリーブ 「まだわからない。今、手術中よ」

レオン 「…そうか」
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