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月下美人

詩や小説を書いています。

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第7話 「それぞれの戦い」 #2

オリーブ 「ジュリア、サヤカ、レオン!シオンを怪我させないように捕まえて!そうすれば私が暗示を解くわ!」

ジュリア 「了解!!行くよ二人とも!」

サヤカ 「ああ、任せな!」

レオン 「…怪我しないようにだと?相手は殺しに来てんだよ、手加減してたら俺らが殺されんぞ。殺さねぇようには努力してやる、でも怪我なしってのは了解できねーなっ!!」

そう言ったレオンはジュリアに気をとられているシオンの腹を思いっきり蹴り飛ばした。シオンは吹き飛び勢いよく木に激突する。

サヤカ 「あっ!!シオン!コラァ、レオン!!バカかテメェーは!シオンが死んだらどうすんだよ!日頃の恨み晴らしてんじゃねぇよ!」

レオン 「…ってぇ…」

レオンは蹴り飛ばした方の足を押さえしゃがみ込む。

レオン 「…バカはどっちだよ。あいつは正気じゃねぇんだ、気ぃ抜くと殺されるっつってんだよ」

ジュリア 「だからってあれはやり過ぎだって…思いっきり激突したじゃん…」

オリーブ 「…レオン?足、どうかしたの?」

レオン 「あいつの腹、バカみてーに硬ぇんだよ。鉄板でも入れてんじゃねーのか?」

オリーブ 「鉄板…?」

吹き飛んだシオンは立ち上がる。

シオン 「…殺す」

レオン 「…ほらな、何事もなかった顔してやがる」

サヤカ 「ざまぁみろ、怪我させんなっつってんのに聞かねぇからそうなるんだよ」

レオン 「…チッ、うるせーんだよ。手加減して素手でやってやったが効かねぇなら…」

レオンは背中に差していたライフルを構えシオンめがけて撃つ。銃弾をくらったシオンは地面に倒れる。

サヤカ 「あぁ!!シオン!レオンいい加減にしろっ!!殺す気かっ!」

レオン 「死なねぇよ、急所は外してる」

オリーブ 「レオンの言う通り…死なないみたい…」

オリーブはシオンの方を見ながら言う。

ジュリア 「オリーブ?」

ジュリアもオリーブの視線の先を見る。倒れていたシオンがゆっくりと起き上がり立ち上がる。レオンに打ち抜かれた腹は衣服が破れて素肌が見えていた。普通なら血が流れているはずの腹からは、一滴の血も流れることなく、皮膚の下の鉄板が見えている。
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