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月下美人

詩や小説を書いています。

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第7話 「それぞれの戦い」 #1

チャールズの待つウィッチーズのアジトへ向かうルーキーズ。

ジュリアナ 「そろそろチャールズとの合流地点に着くわ」

レオン 「…おい、あそこに誰か立ってるぞ」

ルーキーズの行く手に人影が見えた。

ジュリアナ 「…え?あっホント。チャー…」

ジュリアナは声をかけようとして絶句する。そこに立っていたのはシオンだった。全員立ち止まる。

ミツキ 「シ、シオン!?」

シオン 「…………」

ミツキ 「シオン生きてたのか?今までどこにいたんだ?ケガは?大丈夫なのか?」

シオン 「…………」

ミツキ 「…シオン?」

ミツキはシオンに近づこうと一歩踏み出す。フローラがミツキの腕を掴み引き止める。

フローラ 「待って、様子がおかしいわ。シオンじゃないかも…」

ミツキ 「えっ…」

フローラ 「だって考えても見てよ、シオンの心臓は協会にあるのよ?ここに普通に立ってるなんてありえない」

ミツキ 「…そっか…じゃあ、あれは…」

フローラ 「さあね、悪趣味な変化の術か…みんな幻術にかかっているか」

ミツキ 「幻術…そんな感覚なかったのに…。どちらにしても敵に気づかれてるって事か…」

フローラ 「そう…。チャールズが心配ね。近くに居たはず…」

オリーブ 「シオン?シオンなの?」

フローラ 「聞いてなかったの?シオンな訳ないでしょ」

オリーブ 「そんなの分かんないわ。敵はマリアよ?『不死』の力の実験をしてる人…。心臓が無くても生かせる術を持ってるかも知れないわ」

ジュリア 「確かにな…」

ジュリアはシオンのもとに駆けだす。

ジュリア 「シオン!」

フローラ 「ちょっ…近づいたら…」

フローラの制止も聞かずジュリアはシオンに駆け寄る。

シオン 「………殺す」

ジュリア 「!!」

シオンは剣を取り出しジュリアにむけて振りきる。ジュリアはギリギリでかわす。

フローラ 「…ほらね。ホント…バカね…」

オリーブ 「ジュリア!大丈夫!?」

ジュリア 「うん、大丈夫。それより近くで見たけどシオンそっくりだった…顔も、声も…」

オリーブ 「そう…もしかしたら、操られてるのかも…」

ジュリアナ 「…暗示ってことね?なるほどね。あり得無くないわね」

シオン 「死ね…」

シオンは剣を構え攻撃をしかけてくる。

オリーブ 「みんなはチャールズを探して!こんなとこで足止めされてるとチャールズが危険よ!ここは私たち1班に任せて!」

ミツキ 「でも…」

オリーブ 「大丈夫、必ずシオンは助ける。チャールズがいない今、暗示を解けるのは私だけ…行って!」

ジュリアナ 「…そうね。わかったわ、みんな行くわよ!」

ジュリアナについて皆走り出す。

ミツキ 「…気をつけて」

オリーブ 「うん、任せて!」

そう言ってオリーブは心配するミツキに微笑む。ミツキは皆の後を追う。
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