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月下美人

詩や小説を書いています。

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第6話 「Witches」 #1

皆、ロビーでエリーゼの作った軽食を食べながらくつろいでいる。

ジュリア 「超旨いんだけど!」

エリーゼ 「そう?よかった!」

フローラ 「…………」

フローラは眉をひそめて何かを考え込んでいる。ミツキはフローラの傍に行く。

ミツキ 「…フローラ?大丈夫?」

フローラ 「…おかしい。」

ミツキ 「えっ?」

フローラ 「チャールズ…遅すぎる。」

ミツキ 「…そう言えば、チャールズの姿がない…どこ行ったの?」

フローラ 「1階の自販機にコーヒー買いに行っただけのはずなのに。もう、30分は経ってる…」

ミツキ 「30分!?それは確かにおかしい。何かあったのかな、様子見てくるよ。」

フローラ 「だめよ。独りは危険かもしれない…。私も行くわ。」

二人は席を立ち1階に向かう。その様子をエリーゼが気にしながら横目で見ている。
フローラたちは、灯りの消えた食堂の前で足を止める。

フローラ 「チャールズ…?」

小さな声で呼びかけてみる。しかし返事はなく、静まり返った食堂に自販機の明かりだけが点いている。ミツキは食堂の中に入る。

ミツキ 「ここには居ないみたい…別のところに買いに行ったんだろうか…」

フローラ 「…ここには来てる。」

ミツキ 「えっ?」

ミツキは振り返りフローラの方に目をやる。フローラは床に落ちている缶コーヒーを拾う。

フローラ 「まだ、少し温かい。これを買ってる時に何かあったのね…」

ミツキ 「…皆に知らせた方が良さそうだね。」

フローラ 「…そうね。最悪の事態ね。敵が協会に入り込んだのか、協会内に敵がいるのか…少なくとも協会の中が安全ではなくなったということね。」

ミツキとフローラは皆のもとに戻り、チャールズが行方不明になったことを知らせる。呆然とする一同。

ジュディ 「うそ…なんで?何でチャールズが?」

ジュリアナ 「…これからは協会内でも単独行動は禁止よ。どこに敵が潜んでるかわからない。みんな用心して。」
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