月下美人

詩や小説を書いています。

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信じるもの

名も無き声は届きはしない
誰も耳を貸そうとしないから
それが例え真実であったとしても

学歴 見栄え それが全て
もっと大事な何かを忘れて
人は道を見誤る

名高き声は容易く届く
誰もが耳を傾けるから
それが例え虚偽であったとしても

名声 肩書き それが全て
もっと大事な何かを見落として
人は道を踏み外す

名も無き戦士は肩を落とし
名高き学者は笑みをこぼす
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STRONG PLAY ON THE WEAK | コメント:6 | トラックバック:0 |

旅の終り

遊び疲れた君が隣で眠る
僕は今日をふり返りながらハンドルにぎる
少しでもこの時が長く続くよう
知らないフリで 渋滞する道へ走らせる

このまま君を連れ去ってしまえたら
次はどこへ行こうかな


君をサイドシートに乗せて
君の好きな曲を聴きながら
潮風求めた旅ももうすぐ終わり
この車を降りた君は 彼の待つ家へと帰ってゆく

この旅がいつまでも続けばいいのに
僕の願いとは裏腹に車は走り続ける
STRONG PLAY ON THE WEAK | コメント:2 | トラックバック:0 |

荷馬車は夜を往く

夕暮れが白い石畳を紅く染め
道行くものが家路へ帰る
道の片隅に馬車が止まり
荷台のシートが開けられる

潤んだ瞳が闇に揺れ
未来を悟り黒く濁った時
白き炎が静かに消える

古びた小さな家の中
まだ幼い少女が連れられる
俯いた少女は光る雫を一粒落とし
二度と戻れぬ旅へ出る

ひとつの光を犠牲にして
ひとときの平安を手にした時
黒き炎が静かに灯る

小さな光を乗せた馬車
蹄を鳴らせて夜を往く

STRONG PLAY ON THE WEAK | コメント:2 | トラックバック:0 |
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