月下美人

詩や小説を書いています。

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第7話 「それぞれの戦い」 #3

ジュリア 「…何だよ、あれ…何で皮膚の下からあんなもんが…」

オリーブ 「シオンの体は…改造されてる…」

サヤカ 「改造?どうゆうことだよ。あいつ、シオンなんだよな?」

オリーブ 「…分からない。シオンの体ではあるけど、内部が機械化してる」

ジュリア 「…嘘だろ…何だよそれ。じゃあシオンはどうなんだよっ!もう元に戻んないって事か?」

オリーブ 「…分かんない」

ジュリア 「オリーブ!!シオンは絶対助けるって言ったじゃん!こういう時のために医療学んだんだろっ!」

オリーブ 「私だって助けたいわよっ!!でも分かんないんだもんっ!」

レオン 「争ってる場合じゃないらしいぜ…」

立ち上がったシオンが4人にむかって走ってくる。

レオン 「とにかくあいつの動きを止めんぞ」

サヤカ 「…そうだな、多少手荒なことしても大丈夫そうだし。あたしも全力で行くよ…覚悟しなシオン」

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第7話 | コメント:0 | トラックバック:0 |

第7話 「それぞれの戦い」 #2

オリーブ 「ジュリア、サヤカ、レオン!シオンを怪我させないように捕まえて!そうすれば私が暗示を解くわ!」

ジュリア 「了解!!行くよ二人とも!」

サヤカ 「ああ、任せな!」

レオン 「…怪我しないようにだと?相手は殺しに来てんだよ、手加減してたら俺らが殺されんぞ。殺さねぇようには努力してやる、でも怪我なしってのは了解できねーなっ!!」

そう言ったレオンはジュリアに気をとられているシオンの腹を思いっきり蹴り飛ばした。シオンは吹き飛び勢いよく木に激突する。

サヤカ 「あっ!!シオン!コラァ、レオン!!バカかテメェーは!シオンが死んだらどうすんだよ!日頃の恨み晴らしてんじゃねぇよ!」

レオン 「…ってぇ…」

レオンは蹴り飛ばした方の足を押さえしゃがみ込む。

レオン 「…バカはどっちだよ。あいつは正気じゃねぇんだ、気ぃ抜くと殺されるっつってんだよ」

ジュリア 「だからってあれはやり過ぎだって…思いっきり激突したじゃん…」

オリーブ 「…レオン?足、どうかしたの?」

レオン 「あいつの腹、バカみてーに硬ぇんだよ。鉄板でも入れてんじゃねーのか?」

オリーブ 「鉄板…?」

吹き飛んだシオンは立ち上がる。

シオン 「…殺す」

レオン 「…ほらな、何事もなかった顔してやがる」

サヤカ 「ざまぁみろ、怪我させんなっつってんのに聞かねぇからそうなるんだよ」

レオン 「…チッ、うるせーんだよ。手加減して素手でやってやったが効かねぇなら…」

レオンは背中に差していたライフルを構えシオンめがけて撃つ。銃弾をくらったシオンは地面に倒れる。

サヤカ 「あぁ!!シオン!レオンいい加減にしろっ!!殺す気かっ!」

レオン 「死なねぇよ、急所は外してる」

オリーブ 「レオンの言う通り…死なないみたい…」

オリーブはシオンの方を見ながら言う。

ジュリア 「オリーブ?」

ジュリアもオリーブの視線の先を見る。倒れていたシオンがゆっくりと起き上がり立ち上がる。レオンに打ち抜かれた腹は衣服が破れて素肌が見えていた。普通なら血が流れているはずの腹からは、一滴の血も流れることなく、皮膚の下の鉄板が見えている。

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第7話 「それぞれの戦い」 #1

チャールズの待つウィッチーズのアジトへ向かうルーキーズ。

ジュリアナ 「そろそろチャールズとの合流地点に着くわ」

レオン 「…おい、あそこに誰か立ってるぞ」

ルーキーズの行く手に人影が見えた。

ジュリアナ 「…え?あっホント。チャー…」

ジュリアナは声をかけようとして絶句する。そこに立っていたのはシオンだった。全員立ち止まる。

ミツキ 「シ、シオン!?」

シオン 「…………」

ミツキ 「シオン生きてたのか?今までどこにいたんだ?ケガは?大丈夫なのか?」

シオン 「…………」

ミツキ 「…シオン?」

ミツキはシオンに近づこうと一歩踏み出す。フローラがミツキの腕を掴み引き止める。

フローラ 「待って、様子がおかしいわ。シオンじゃないかも…」

ミツキ 「えっ…」

フローラ 「だって考えても見てよ、シオンの心臓は協会にあるのよ?ここに普通に立ってるなんてありえない」

ミツキ 「…そっか…じゃあ、あれは…」

フローラ 「さあね、悪趣味な変化の術か…みんな幻術にかかっているか」

ミツキ 「幻術…そんな感覚なかったのに…。どちらにしても敵に気づかれてるって事か…」

フローラ 「そう…。チャールズが心配ね。近くに居たはず…」

オリーブ 「シオン?シオンなの?」

フローラ 「聞いてなかったの?シオンな訳ないでしょ」

オリーブ 「そんなの分かんないわ。敵はマリアよ?『不死』の力の実験をしてる人…。心臓が無くても生かせる術を持ってるかも知れないわ」

ジュリア 「確かにな…」

ジュリアはシオンのもとに駆けだす。

ジュリア 「シオン!」

フローラ 「ちょっ…近づいたら…」

フローラの制止も聞かずジュリアはシオンに駆け寄る。

シオン 「………殺す」

ジュリア 「!!」

シオンは剣を取り出しジュリアにむけて振りきる。ジュリアはギリギリでかわす。

フローラ 「…ほらね。ホント…バカね…」

オリーブ 「ジュリア!大丈夫!?」

ジュリア 「うん、大丈夫。それより近くで見たけどシオンそっくりだった…顔も、声も…」

オリーブ 「そう…もしかしたら、操られてるのかも…」

ジュリアナ 「…暗示ってことね?なるほどね。あり得無くないわね」

シオン 「死ね…」

シオンは剣を構え攻撃をしかけてくる。

オリーブ 「みんなはチャールズを探して!こんなとこで足止めされてるとチャールズが危険よ!ここは私たち1班に任せて!」

ミツキ 「でも…」

オリーブ 「大丈夫、必ずシオンは助ける。チャールズがいない今、暗示を解けるのは私だけ…行って!」

ジュリアナ 「…そうね。わかったわ、みんな行くわよ!」

ジュリアナについて皆走り出す。

ミツキ 「…気をつけて」

オリーブ 「うん、任せて!」

そう言ってオリーブは心配するミツキに微笑む。ミツキは皆の後を追う。

第7話 | コメント:0 | トラックバック:0 |

告白

あなたの告白驚いたわ 何を話したのか
どんな顔していたのか 今は思い出せないけど

あなたの告白嬉しかった あなたの苦しみ 全ては分からないけど
私を信じてくれたこと すごく嬉しかったの

きっと ずっと 苦しかったのでしょ
誰にも言えずに 誰にも聞けずに たった一人で抱え込んで
消えてしまえたら楽なのに そんな事を幾度となく考えたのでしょ

誰よりも優しいあなたが 誰よりも温かいあなたが
消えてしまいそうなことに 誰も気づけなかったの

あなたの感じてきたこと 私を信じてくれた喜び
いろいろな事が込み上げてきて 涙が溢れて止まらなかったのを覚えてる

大切なあなたと共に歩きたい 大切なあなたの力になりたい
これから先 ずっと…

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Blue Wing

君から届いた招待状
青い羽根が悲しかった
白い壁に色とりどりのステンドガラス
紅いじゅうたんが僕の瞳を染めあげる

白い花嫁が横を通り過ぎ
君のもとへと歩いてゆく

ヴァージンロードを君と
皆の祝福を感じながら
ヴァージンロードを君と
腕を組み歩いてゆく

青いブーケが空を舞い
僕のもとへと落ちて来た
君が僕に微笑みかける
僕の心は置き去りのまま

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夢のかけら

昔見た夢のかけらを拾い集めて
美しい希望の光が見えてくるから
もしも哀しみしか見えないときは
僕が光を灯してあげる

昔見た夢のかけらを拾い集めて
ひとつひとつに君がいる
ひとつひとつに夢がある
遅すぎることなんてきっとないから

昔見た夢の続きを追いかけて
その時 君は光り輝く

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深紅の雨

あの人を亡くした日から 俺はいつも独りだった
誰よりも優しく 俺を愛し 俺が愛した人
あの人の悲鳴が今でも時折聞こえてくる
目に焼き付いて離れない 深紅の世界
あの人の悲鳴は雨にとけ 激しい雨音だけが鳴り響く

あの人を亡くした日から 俺の心に空いた穴
眠れない日々 かれてしまった涙
あの日から全てが変わった
力を求め 強さを求め 大切なものを護るため
あの人の悲鳴が止むように 深紅の雨が止むように

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おまえの言葉

結婚の素晴らしさをおまえは語り
幸せになれと私を諭す
私はまたかと肩をおとす

おまえは知らない
素晴らしさを感じることの出来る場合と
哀しみしか感じられない場合があると

結婚を諭し語るなら
プラスとマイナスを語ってくれ
私に幸せ語るなら
他にも幸せはあると語ってくれ

おまえの言葉が誰かを不幸にするのだと
そろそろおまえも気づいてくれ
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